2026/10/30 20:26



Bottle Holder

渓流釣り用のパックベストを作っている中で製作したボトルホルダーです。
ストラップテープに直付けできるボトルホルダーが欲しかったので作りました。
テープに直接取り付ける場合、一般的な「吊るす」とは方向性が違うので、固定方法を色々試しました。

考えた固定方法
・縦方向:スリッククリップ(アジャスター)
テープに直接固定しながら、ホルダーを浮かせて取り付けられる。

・横方向:ベルクロとチェストストラップ
ベルクロで固定幅を確保して横ブレを抑える。チェストストラップで横倒れを防ぐ。

・前後方向(奥行き):割りカン
ボトルの頭が前に倒れ込むのを防ぎ、体側に密着させる。

使って直していく中で、この3方向の対策をしていたことに気付きました。

バックパックで使用
ここからが今回の話なんですが…
バックパックに取り付けて使うと、この3方向の対策がそのまま活きます。

縦ブレ・横ブレ・前後ブレ。

ボトルホルダーは、
ホルダー本体の密着と、中のボトルが動かない固定力、これが使い勝手いいんじゃないかなと思っています。言ってしまえば、走ってもブレない安定感。

ショルダーハーネスのデイジーチェーンは、テープ幅や長さ、スパンがそれぞれ違うので、すべてに対応できるとは言えないけど、できるだけ多くの仕様に対応できるよう、ホルダーの仕様を調整しました。

・割りカン
テープ幅に合わせて交換可能。
デイジーチェーンのウェビングテープ幅は一般的に20mmと25mm。どちらにも対応できるよう、割りカンを交換できる仕様にした。
ショックコードは割りカンの中に通し、コードを引っ張って締めると、ホルダーとハーネスが引き寄せられるため、前後ブレを抑えられます。
さらに、ボトルの突き出しやソフトフラスクの頭がダラんと倒れ込まなくなります。
※20mmの割りカンは市場にあまりなく、手に入れにくいため、自分でカットしたもので試しています。

・スリッククリップ(アジャスター)
上下に移動できるようにしました。
ショルダーハーネス側の仕様(テープの長さやスパン長、チェストストラップの位置)によって、取り付け位置が制限されたり、取り付け自体ができないものもあった。
取り付け範囲を広げるために、スリッククリップを上下移動できるようにしました。
スリッククリップのアジャスタータイプは、これだけでテープに直固定ができるし、キツめのデイジーチェーンに取り付ける際は、どちらか1箇所のみでも取り付けできます。

・ベルクロ
ショルダーハーネスに巻いて固定するとき、ベルクロの凸面がハーネスの側面にくっつき、毛羽立たせてしまうことがあります。それを防ぐためにガード面を付けました。
ベルクロはチェストストラップのすぐ下で巻きます。
ザックが変わっても、チェストストラップの位置って基準があるから変わりません。この位置を基準にして巻くとホルダー位置が決めやすい。
横向いてソフトフラスクから直接飲むときにも、ちょうどいい高さになります。

収納
このホルダーは可変式です。
生地にはストレッチメッシュで、フラットな底は入れるものに合わせて広がります。薄いもの厚いもの長いものまでだいたい自然にフィットします。

自分の場合は、片側にボトル(ソフトフラスク)、もう片側に熊スプレーを収納して使っています。

ソフトフラスクは水が少なくなると潰れていくため、ホルダーに入れて使っていると飲み口が沈み込んでしまうことがあります。
そこで、後ろから回しているショックコードで飲み口を引き寄せます。
沈み込みを解消でき、ホルダー内で飲み口を上部に固定した状態を維持できます。

熊スプレーを腰にぶら下げる使い方は、個人的にはあまり好みではないです。
渓流を溯行してると、岩場を乗り越える場面で腰を落として滑り落ちたりします。ぶつけたり、誤射したりする可能性を考えるので、見えない位置に携行することには多少なりリスクを感じるからです。
視線に入る位置でガッチリ固定できて、行動中も邪魔にならず、片手で強く引っ張れば取り出せる。
そう考えると、自分にはこの位置が携行しやすいです。
現状の仕様をまとめました。