2026/08/20 19:52

2週間前。
初めて行く沢を予定して、3時に自宅を出た。
天気予報は降ったり止んだり。
これくらいならいけるだろ、と向かった。
この日は珍しくデュオ。
4時半現着。
……やばい。大雨。
こりゃ無理だ。
だけど、せっかくここまで来たから、入渓点まで見に行こうよ。
ということで林道を歩く。
強まったり弱まったりする雨に打たれながら、ボサボサの林道を進む。

沢は怒号みたいな音を立てている。

場所によっては水が流れていて沢みたいになっていた。

危ないから引き返した。
この日、この地域では過去最大クラスの降水量を記録した。
とりあえず収穫はあった。
この林道、崖伝いだから高低差はほとんどない。
チャリで行けるわ。
それが分かっただけでも良かった。
それから2週間ちょっと経った。
大雨の影響が酷くて土砂崩れが起きたり、翌週には台風も来たりで、なかなか行けなかった。
天候もやや落ち着いた。
タイミング的に今日かなと思い、向かった。
3時出発。
4時半現着。
辺りはまだ暗い。
日の出は4時50分予定。
チャリはECR。
「rough unpaved roads」
「rough terrain and unimproved trails」まで想定したCondition 3。
Heavy運用車体。
着くなり、林道入り口に看板。
路肩欠壊・通行止め
さすがにこれは入れない。
予定を諦め、急遽いきなれた沢に向かった。
ここは3週間ぶり。
水系は同じだけど、どうかなと思いつつも、まあ行けるだろと。
実際に川を見るまでは、そこまで気にしていなかった。
藪沢を下り5時30分、入渓。

水温は15℃。

水量は普段よりやや多め。
朝は曇り。
いつものように釣り上がっていく。

魚影が少ない。
たまに見えるのは、かなり小さめ。

淵もほとんど反応なし。
岩陰もほぼ無反応。
いつもならチェイスが出るような場所でも、イワナが出てこない。
渋すぎる……。
最初はそう思っていた。
でも、時間が経つにつれて、単純に活性が低いだけじゃないような気がしてきた。
8時半、休憩。

9時半
入渓から4時間。
よーやく1匹目。

15cmにも満たない、小さなイワナ。
良かった〜。
めっちゃ嬉しい。
その後も状況はほとんど変わらなかった。
チェイスは少ない。
あってもミニサイズ。
大きな魚体は確認できてない。

11時、休憩。


11時半
2匹目。

やったー!
20cm程度
めちゃくちゃ綺麗なイワナ。
金色グラデーションのパールみたいな光沢と、そこに透けて見える赤紫。
しばらく身惚れてしまった。
さらに1時間後。
12時半
3匹目。
15cm程度。

気になったのは、サイズと反応の少なさだった。
いつもなら、もっとルアーにじゃれてくる。
20cm前後のイワナがチェイスしてくることも珍しくない。
それが今日はほとんどない。
川が変わっている

釣り上がりながら、気になっていた。
ところどころ雰囲気がガラッと変わっている。
この前、この地域で過去最大クラスの大雨が降った。
その後、台風も来た。
いそうだった場所も、形が変わっている。
イワナは何処へ。
活性が低いだけかもだけど。
大きな増水で移動したのか。
定位場所を失ったのか…
とか、なんやかんや考えていた。
晴れてきても状況は変わらない

昼に近づくにつれて、空は晴れてきた。
日陰になっている場所の方が少し反応が良いようにも感じた。
それでも、大きな魚体は見えない。
ミニサイズはいる。ミノーにじゃれてくる。
でも、良型イワナが出てこない。
小さいイワナがいるのに、大きいイワナがいない。
いや、大きいイワナがいないから、小さいイワナがいるのかも……。
それが引っ掛かった。
13時40分
名もない沢へ
時間的に折り返し。
途中、地図にも出ていない沢へ入った。
ここは雰囲気が違う。
より狭くて、木に覆われていて、うす暗い。
少し濁りがあり、深さのあるコンパクトな流れ込みが段々畑のように続いている。
ミノーを入れた。
そして、
「いたーー!」
27cm。

良型は、いつもの川ではむずかしかったのかもな。
足跡がないから、スレてる感じもしなかったんだけど。
まー釣れたからいいか。
その後は20cm前後のチェイスがパラパラ出るようになった。
バイトも何度かあった。
しかも同じポイントでバイト4連チャン。
拾えなかったけど、めちゃくちゃ活性いいやん。

滝横の崖を登って退渓。

使ったルアーはすべてミノー。
アップクロス中心。
流れが速くて、すぐに流されるので難しかった。
レンジも関係してると思うけど、どちらかというとアピールという感じだと思った。
細かく左右に振るトゥイッチで反応することが多かった。
今日は4匹。
小渓流で1匹1匹に一喜一憂する。
そんな釣りが楽しい。
いつももっと黒い個体が目立つけど、今回はあまり確認できなかった。
蛇みたいに細い体のイワナ。
餌、少ないんだろーな。
だから、27cmが出たってことが嬉しい。
大水のあと、イワナはどっかへ行ったのかな
前回ここに最後に来たのは3週間前。
そして、川が大きく変わっていた。
今回の大雨で、流されたのか。
下流へ移動したのか。
支流や流れの緩い場所へ移ったのか。
晴れて警戒されたのか。
だけど、マズメから反応なかったもんな。
う〜ん、分からん。
けどそれも面白い。
一つ気になったのは、
分岐した沢が活性よくて、木に覆われた、少し濁りのある、深さのある落ち込みで良型が出たこと。
大水の痕、何かが変わったんだろーな。
次に来たとき、少しずつ気づけるかもしれない。
また、気づきが増えた。


