2026/04/21 23:46
Trail Tank と TT Flip Lock ができるまで

はじまりは、Fanny Pack Boostの使い勝手を少し大きくしよう、というところからでした。
お腹に装着するので縦寸法はほぼ変えず、地図が入る横長、コンデジも入る奥行き、角を無くしてボトムを反り上げるカーブフォルムにしました。

最初はGridstopで試作して、フリップロック、次にフロントポケットの2案で試しました。
フリップロックはもっと時間かけて試していこうと思ったので一旦保留にしました。
そんな中、この曲面フォルムをDCF Hybridで作れたらどうなるかなと思い、試してみました。
縫製は繊細で難しいのですが、、Xpac でも練習していたら安定して作れるようになりました。
DCF Hybridはハリがあり、フォルムが出やすい生地だったので、フロントパネルに付けたストレッチポケットが扱いやすかったんです。
また、使用していくと、生地のクセがいい具合にフォルムを滑らかにしていきました。
角付きが和らいでより丸みを帯びていく感じで、生地のハリも相まって、荷重の安定につながっていると感じました。
並行して、フリップロックは使って書いて直してを半年くらいやっていました。
Venom Gridstopという生地が出たことを知って、取り寄せて試してみたら、フリップロックの相性が良くハマりました。ちなみにコーデュラにもハマりました。
柔らか過ぎず、しなやかな生地であることが、効果的なんだなと腑に落ちました。
こうした背景で、生地の特性によって2つのヒップパックができました。
今はDCFhybrid とVenom gridstopを展開してます。
Trail Tank と TT Flip Lock の違い
Trail Tank とTrail Tank Flip Lock
この2つは形は同じですが、
生地に合わせて違う構成になってます。
・Trail Tank
フロントポケットを備えた、軽快に扱えるヒップパックです。

DCF Hybridを使っています。
ハリがあるので、立体フォルムが自立しやすいです。
フニャつかないので、フロントポケットをパッと使いやすい。
この扱いやすさを活かせるので、フロントポケットを持つ構成にしました。

また、DCFHは折り癖は付きやすいんですが、馴染んできてもハリを保つので、柔らかく垂れる方向にはなりにくく、ボリューミーでも崩れにくいです。
ポケットの数が多く、用途別に使い分けられます。

・Trail Tank Flip Lock
コードで締めてコンパクトに、荷物を括れるヒップパックです。

Venom Gridstopを使っています。
しなやかな生地なので、曲面にコードが馴染みます。
(バックパックのフロント拡張コードと同じような感じです)
コードでギュッと荷をまとめながら、括れます。

嵩張るものはコードに括り付けて、ギュッとコンパクトに使えます。

※画像はcorduraです
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ハリのある生地としなやかな生地、
生地の特性によって、性格のちょっと違う2つの仕様です。
ポケットで簡単アクセスのTrail Tank、荷の変化に対応するFlip Lock。

