2026/04/07 12:47

X-pac
VX21(mulberry)とUX10(white)
どちらもDimension-Polyant社のX-Pacシリーズですが、構造が違ってます。
さらっとですがまとめてみました。
VX21は4層構造
210デニールナイロン表地 / ポリエステルX-PLY / PETフィルム / ポリエステルタフタ裏地。
重量約200g/m²。
裏地にタフタが入ることでハリと剛性が出るので形が安定します。
UX10は3層構造
Dimension-Polyantが「Project 85」という開発名で作った素材で、重量85g/m²という数字がそのままコンセプトになっているとのこと。
100デニールUltra-PE(UHMWPE)表地 / ポリエステルX-PLY / PETフィルム。
重量85g/m²。
重さは軽く、引裂きに強い。
表面に光沢加工(Ciréフィニッシュ)が施されており半透明の光沢感があります。
Ciréフィニッシュは耐摩耗性を高めて、水・汚れ・シミを弾く加工とのこと
白い織り生地がUltra-PE / 黒い糸がポリエステル / 剥がしたのがPETフィルム

VX21の4層構造が持つ安定性
UX10の3層構造が持つ軽量性
どちらが優れているというより、性格が違う感じです。
◼️ VX21とUX10 でショックコードの太さを変えています。
VX21はΦ3mm
UX10はΦ2.5mm
です。
VX21は滑りが良くて剛性も強いので、それに合わせて3mmをつかっています。
UX10も最初3mmで作って試したんですが、ちょっと微妙でした。
滑りに抵抗があって、スっていかない、剛性もないので、3mmコードの強さに負けてしまう感じでした。
それで0.5mm細い2.5mmに調整しました。
左が3mm / 右が2.5mm

◼️ インナー生地はロビックナイロンを使ってます。
ダブルリップストップナイロンも試したんですが、
UX10の軽さを活かす意味で軽くて張りのあるロビックナイロンでちょい剛性も足してミニマルにまとめました。
左がダブルリップストップ / 右がロビック

同じX-Pacでも性格の違う2つです。
安定して操作しやすい One Tune - VX21
軽くてミニマルな One Tune - UX10
UX10やウルトラなどの3層構造は、表面が摩擦でダメになる前に裏面のフィルムが剥がれてくることがあります。セイルクロス由来の素材なので、そこは一長一短かなと思っています。
UX10は表面のCiré仕上げが面白いんですよね。生地なのにフィルムっぽいです。
その分軽さや見た目のシェルテック感も魅力だったりします。
バックパックのようなヘビー用途だと物議を醸し出しそうですが、One Tuneのスケールと使い方にはハマったかなと思います。
お好みで使っていただければと思います。

